【統計検定CBT方式】ペーパーテストとの違い・出題傾向・申し込み方法 全て解説します。

こんなひとに読んでほしい
  • 初めてCBT方式の申し込みをするひと
  • ペーパーテスト方式とCBT方式の違いを知りたいひと

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はじめに

ご訪問ありがとうございます!

統計検定の勉強を終えて・・・

「いざ受験!」

といきたいところですが、受験申し込みやCBT方式の事前知識は準備がお済みでしょうか。

統計検定では現在一部を除いてCBT方式(パソコンを使った受験)へ移行しています。つまり従来のペーパーテスト方式はなくなったということです。

わたしもCBT方式の受験は統計検定が初めてでした。なので受験前に不安で、情報収集をして臨んだ経緯があります。

今回はそうした悩みについて、受験経験者なりの見解や事前準備をお話をします。

CBT方式とペーパーテスト方式の違い

前知識

統計検定は本来、2つの受験パターンが存在しました。それがペーパーテスト方式CBT方式です。

ですが現在は統計検定1級を除く全ての試験でペーパーテストが廃止されています。
※準1級も2021年7月27日からCBT方式がスタートしました。

2020年はコロナウイルスの影響でペーパー方式のテストは中止となりました。したがって最新の過去問は全て2017〜2019年でストップしています。

2021年の6月に準1級〜4級の最後のペーパーテストが実施されたので、こちらの過去問はいずれ出版される可能性はあります。

解説はされておりませんが、問題と回答は公式HPで確認できます。

受験日

試験を受けようにもまずは受験日の把握が重要です。

CBT方式が導入されるまでは6月と11月の年2回でしたが、現在はいつでも受験が可能です。提携するお近くのパソコンスクール等で日にち・時間帯を指定して受験ができるからです。

会場によっては土日のみの受付などもありますので事前に確認をオススメします。CBT方式の申し込みサイトで受験会場一覧と日時の確認が可能です。

合格点

なんとも驚きな話ですが、ペーパーテストとCBT方式では、

合格点が異なります。

合格点の違いに準1級〜3級で表にまとめてみました。

 CBT方式ペーパーテスト方式
準1級60点以上未公開
2級60点以上70点以上(難易度で変動の可能性あり)
3級65点以上70点以上(難易度で変動の可能性あり)

これから受験される方についてはCBT方式一択なので表の左側を参考にして下さい。

出題傾向

出題内容について記載することは禁止されております。

ここでお話できることは限られておりますが、申し上げるとすればペーパーテストとCBT方式では1つの画面に表示できる限界があることです。

例えばペーパーテストでは、大問に小問が2〜3つ程度連なる問題が頻繁に出題されます。

しかしCBT方式ではパソコン画面で操作を行わなければいけません。小問を連ねて表示した場合、ページを跨がなければいけないので操作が面倒になります。

そうしたユーザビリティを配慮してか、一画面完結で問題が出題される可能性は高いと言えます。
※あくまで推測です。

出題される問題ですが、CBT方式では毎回新しい問題が出題されるわけではありません。既にプールされた問題からランダムで出題されます。ハッキリと明記はできませんが、過去問で十分に対策をしてから本番に臨んで下さい。

また色々な受験者の声を聞いていてわかったことですが、公式の過去問を完璧に仕上げたとて、

「計算問題は任せろ」

の勢いで挑むとあっさりCBT方式で落とされます

というのも統計検定では、計算よりも知識そのものを問う問題が出題されるからです。

過去問で間違えた問題は解説で満足するのではなく、そもそもを大切にして参考書まで遡ってご自身の知識と照らし合わせる作業をして下さい。

これは経験者としてのアドバイスです。

過去問で間違えた問題は、うっかりミスでもない限り基礎知識を確認して下さい。

下記2冊でおおよその基礎知識はカバーできると思います。

完全独習 統計学入門

統計学を難しい公式は一切使用せずに解説しています。2級まではカバーできる参考書です。

基本統計学

このブログでご紹介するのは初めての書籍です。統計学の初学者かつ、数学に慣れ親しんでいない方にはオススメしません。
最初に紹介した「完全独習 統計学入門」の内容が理解できる方で、数学にもある程度慣れ親しんだ方であれば問題はないかと思います。

この書籍自体はとても内容がまとめられている素晴らしい参考書ですが、2級の出題範囲を飛び越えています
ちなみに2級受験をされる方は本書籍の9章「回帰分析」までとするといいかもしれません。

それ以降の10章「重回帰分析」は2級の場合、表の読みときがメインになりますし、11章「時系列分析」は一部を除いて準1級の出題範囲になります。

準1級・1級を受験される方でしたら読み進められる内容かと思います。

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CBT方式の申し込み方法

CBT方式について解説をしましたので、実際に画面を見ながら申し込み方法について解説をします。

公式サイト

まずCBT方式を提携で実施するオデッセイコミュニケーションズに行きます。

受験会場の確認 1

次に統計検定を実施する試験会場を探しましょう。
ここでは例として日本地図上の東京都をクリックします。

東京都をクリックすると試験会場一覧が表示されます。試験会場をクリックしましょう。

受験会場の確認 2

試験日確認

試験会場をクリックすると受験可能な日がカレンダー表示されます。ここから先は実施会場の公式HPで申し込みを行います。カレンダー上部にリンクをクリックしていただき、案内通りに手続きを進めて下さい。

申し込みが完了するとおそらくメールで受験票が届きます。

当日の準備

さて、申し込みも勉強も完璧。いよいよ試験当日です。

集合時間

集合時間ですが、試験会場によって多少違うかもしれませんが集合時間の5分前集合です。

というのもほとんどの試験会場はパソコンスクールです。通常のスクールの生徒さんが受講していらっしゃるので、かなりギリギリに到着しないと受付をしてもらえません。

とはいえ集合時間は厳守です。過去の受験者のお話を見ていると、試験時間をすぎて到着した方を受け付けていなかったようですのでご注意下さい。

持ち物

受験案内の通りですが、一般的な電卓のみです。CBT方式はパソコン画面に残り時間が表示されるので時計は不要です。

ちなみに関数電卓は使用できませんので要注意です。試験会場で電卓の貸し出しはしておらず、試験前に電卓のチェックも入ります。

本当に心配な方は下記の電卓を使って下さい。私も同様のものを使用しています。
※amazonリンクは記事の最後に紹介します。

筆記用具ですが、これもCBT方式では不要です。会場で計算用紙とペンの貸し出しがあります。

これは会場によりますが、ラミネートされた用紙とマジックペンを貸し出す場合もあれば、紙とボールペンを貸し出す場合もあるようです。

2級からの計算量は3級の比になりませんので、ボールペンだと嬉しいですね。計算用紙は足りなくなると補充してくれるので安心して下さい。

試験結果

試験結果は試験終了後にその場で確認ができます。回答後、いくつかのアンケートに答えると試験結果が操作していたパソコンに表示されます。

結果が恐ろしくてアンケートどころではないですね。

会場で試験結果と点数を印刷してくれます。出題された問題や解答は配られませんが、出題項目の大まかなセクション毎の正答率は分かります。

点数が取れていない項目は大体わかるので復習に役立てることができます。

まとめ

さて、今回は統計検定CBT方式について解説をしました。私はCBT方式の受験は統計検定が初めてでしたので試験前にかなり調べました。その中で得られた内容はほとんど書いておりますので、これ以上の内容は調べてもあまり出てこないかもしれません。

やはり大事なのは当たり前ですが、勉強です。

統計検定ではそもそもの知識がとても重要です。間違えた問題は解説で満足せずに、公式テキストや参考書に遡って理解を深めて下さい。

次回は統計検定2級の対策についてご紹介します。

ド短期集中〜じっくり型の方まで最低限必要なコンテンツと学習方法を解説します。

それではまた次回お会いしましょう。

お読みいただきありがとうございました!

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ご紹介した書籍・電卓

統計検定 公式問題集 1級・準1級

統計検定 公式問題集 2級

統計検定 公式問題集 3級・4級

完全独習 統計学入門

基本統計学

CBT方式で使える電卓 一例

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